June 26 2026

『ジャンコレ』ひとり言 by Duke

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照明

Lighting

電球が普及したのは、ほんの140年前だった。それまで植物油などを灯火にしていた時代は終わり、どこでもいつでも明るい照明が手に入るようになる。それによって闇もまた、なくなっていった。そして明るくすることが、あたりまえというか、近代的という考えに日本人は進んでゆく。室内の照明は明るく影がなくなり、陰影という光と影の文化から遠ざかった。特にどこの家庭でも天井にメイン照明が付き室内を明るく照らしている。明るさが豊かさの象徴として。しかし、明るさとは暗さがあってこその明かりの存在が際立つ。日本人が培ってきた明と暗の文化はどこかへ忘れ去られてきているのかも知れない。LEDの普及でさらに影のない明るさが増えてきている。


010

モバイル

mobile

今から24年前の写真だ。Air-Doの機内で自分の席を撮ったスナップ写真だが、不思議なものは何もないように見える。しかし、倒した機内の小さなテーブルでキーボードを広げていたのはおそらく私一人だったと思う。そして周りの乗客が不思議な顔をして見ていたのを思い出す。それほどこの時代には珍しい風景だった。キーボードは折りたたみ式のものでターガス製、接続している携帯風のものは、いまでは見なくなったPDAと呼ばれる電子メモ。正確にはバイザー(Visor)という。端子でキーボードにも繋がり、テキストを打つことが出来る。PDAの上部にはモデムカードが差し込んであり電波が飛んでいる場所ならメール送信が出来たが、もちろんこの時代は機内には携帯電波もWi-Fi電波もなかった。これから5年後にiPhoneが登場する。やっていることは現在と何ら変わらない。モバイルという言葉もまだそれほど定着していなかった時代だ。


009

駐車場

Parking Area

駐車場でいつも思うのは、クルマを降りてから出入り口に近い所に多くの人が止めたがることだ。確かに車に乗って来るくらいだから、降りてから歩くのが嫌いだと言う人も多いのだろうけど、やたらと、どこの駐車場も施設の出入り口付近からクルマが埋まってくる。私はどちらかというと駐車する操作が苦手だ。面倒くさいというのが本当かも知れない。そんなことで、なるべく左右前後に駐車しているクルマがない広い場所を選んで止める。それと隣の車とギリギリのスペースで駐車したことで、ドアパンチなど、気分の悪いキズをつけられるのもイヤだし。だから当然、出入り口からは遠くなる。少し悔しい気持ちも残るが、歩く運動が少しでも多く出来た、と思うようにしている。私にとって駐車場はウォーキングエリアだ。



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